仕事の本質!

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能ある鷹は…

自分を大きく見せようとする従業員…

大きく見せる事は、時に大事…。ビジネスを長年していて、自信が無い人よりも自信がある人に靡くのには、ある程度の信憑性がある…。だが、自信があるのと、大きく見せるのは、若干勝手が違うようだ…

 

見せる相手をよく考えて欲しい…。「スゴい」の物差しは千差万別。見せる相手を間違えると滑稽な印象に…。滑稽さは言動に表れる。印象はぱっと見だが、信頼は言動で決まる。プラスからマイナス印象へ落ちる事が、相手を最も傷つけるのだ…。過度に飾って自らの首を締めぬように…


大きく見せよう、大きく見せようとして頑張る従業員を見て感じたこと…。「すごい実績」「すごい人脈」これらは、人となりが相まって見えたり、感じたりするもの…。実績の割にイマイチだなぁ…と思われては元も子もないのだ…

 

評価は、周囲がするものであって、自分でするものではない…
「根拠のない自信」とは、自分勝手な自己評価でしかない…

 

信頼は、等身大の言動で決まるのだ…

能ある鷹はなんとやら…

 

大きく見せる努力より、等身大で大きさを判断してもらいたい…。その方が、長いつきあいになるのではないだろうか…⁉︎ 強い信頼につながるのではなかろうか…⁉︎

 

信頼は言動で決まるのだ…

 

簡単に売上を伸ばすには…
周囲から「信頼」を得るにはどうしたらいいのか…⁉︎

 

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<推薦図書>

振り返れば2014年は、STAP細胞の捏造問題(実際に、捏造があったと私はまだ断定できないと思っていますが、「捏造」として決着がついたようなので、こう呼ばせていただきます)や、有名音楽家の替え玉作曲事件など、自分の業績を〝偽装〟して一流扱いを受けていた人のメッキが剥がれ、多くのワイドショーで持ち切りになった年でした。彼らが派手な記者会見を行ったこともあって、何人かの精神科医が、同じ年に政務活動費の不正使用が発覚した野々村竜太郎兵庫県議(当時)の号泣会見も合わせて、「演技性パーソナリティ障害」だというふうに論じ、この言葉が広く知られるようになりました。さらに2016年3月には、『週刊文春』がショーンK氏の学歴・経歴詐称をすっぱ抜き、やはり〝偽装〟が話題になりました。ネットなどではショーンK氏についても「演技性パーソナリティ障害ではないか」という声が挙がりましたが、私自身はそうではないと考えています。これについては本書で詳しく説明しますが、いずれにしてもここ数年は、自分を〝偽装〟したり、自分を〝盛る〟ことで良く見せようとする自己アピールの強い人たちが問題を起こす傾向が強まっていることは事実だと思います。その一方で、日本人の多くは、これまで「能ある鷹は爪を隠す」が美徳だったのに、自己アピール力がないと、選挙に勝てない、出世できない、それどころかリストラの対象にされかねないという事態に直面しています。また、ペーパーテストによる学力勝負だった入学試験も、今ではすでに五割の生徒が付属校からの推薦も含めて、推薦やAOを経て入学し、さらに2021年の春入試からは東大入試も含めて、すべての大学がAO入試を採用するように求める答申もなされています。これが意味するところは、学力よりも自分をよく見せるのがうまい学生のほうが有利になるということです。私がすべての大学のAO入試化に反対するのも、さらなる学力低下の懸念もありますが、海外では、大量の専従職員や面接のプロを集めてアドミッション・オフィス(これがAOです)を構成しているのに、日本では面接の素人としか思えない大学の教授が面接をするので、学生の〝盛り〟に対応できるとはとうてい思えないからです。結局、〝盛りたがる〟人のほうが自分を自分以上に見せることで得をしやすく、そうでない人は不利な立場に置かれやすい時代になっているのです。ですから、むしろ演技性のパーソナリティ(本書で解説しますが、演技性パーソナリティ障害は心の病ですが、演技性パーソナリティはある種の個性です)のほうが適応しやすくなっているわけです。そうなってくると、自己アピール力を磨くだけでなく、自分を〝盛る〟ことに抵抗のない人たちへのある種の免疫力(医学用語なのでしょうが、日常的な意味で使わせてください)を持つ必要もあるし、〝盛った〟情報に惑わされないリテラシーも必要です。

書籍名:自分を「平気で盛る」人の正体 (SB新書)
著者名:和田 秀樹