論理的とは?
社内の若手社員に「どう成長したい?」と問うと必ず出てくる答え…
「論理的になりたい…」
で、「論理的ってどういうこと?」と問うと、残念ながら、正しく答えられる若手は少ない。感情的な側面を恥じてか、他者のそれを見てなのか、感情的の反対語として捉えている若手も多く、論理的=機械的・事務的と誤って捉えている者までいる…
論理的とは、筋道を立てること。筋道が網羅され、因果関係が明確であること。シンプルさ=無駄が無いことも重要…
あくまで手段であり、これにより相手の納得が高まる…。ロジカルはけしてデジタルではない。「この工程を踏めば、この結果が生まれる」という因果関係を、「この結果を生むにはこの工程が必要」と時間軸を逆転し、因果をつなげていく。「この結果を生むには、この工程だけで大丈夫か」と自問し、「この工程と「この工程」が必要だと網羅していく。
こうして、因果関係と過不足を網羅体系的に考える習慣こそが、論理的と言える。
<関連記事>
<掲載ブログ>
<推薦図書>
書籍名:そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?
著者名:深沢 真太郎