「仕事」と「プライベート」は勝手に分かれる…
以下、誤解を恐れず思いきり書きます…! 家庭や自身の様々なご事情で、不可抗力と闘う人に向けたメッセージではないので、ご了承ください。
私の所属する会社やコンサル先の従業員には若年層が多く、この類の悩みは数多くあります。真剣にお答えしたいので、今回は厳しめに書きたいと思います。その前に…まず聞きたい。
- 仕事とプライベートを分ける前に、分けても支障のないように、段取りや準備、スキルの研鑚や習得に、死角はないだろうか?
- または、周囲が認める成果やポジションを確立できているのだろうか?
- あるいは、主張するだけのネゴシエーションが完結しているのか?
この前提がクリアできているならば、どうぞ仕事とプライベートを分けて下さい。
はっきり言います。本当に仕事とプライベートを分けられる人は、分けるための努力はしません。勝手に分かれるのです。分けたがって分けているのではなく、仕事の質を向上または維持するためにプライベートを充実させようとしている人が、圧倒的に多いのです。
本音は、やらない理由探し…⁉︎
仕事とプライベートをやたら分けたがる人の真意には、仕事をやらされ感でやっている人が多いのではないかと推測します。つまり、苦痛から逃れるための口上とも読み取れることが多く、「やらない理由探し」に使われるこの言葉は、私の経験上、概ねプロ意識に欠けている人に多い傾向があるのです。
成果を出す、周囲やお客様に認められる…この為の努力を惜しんで、分けたがることこそ「やることやらずに文句を言う」ことと同義だと考えます。繰り返しになりますが、分けようと思い分けられるものではないということです。素晴らしい社会生活・会社生活を送るために、いかに人生全体を楽しむか…その為にプライベートがあるのです…
社会生活・会社生活とプライベートは一種両極にあります。プライベートを充実させたければ、社会生活・会社生活をも充実させるだけの熱中・没頭感が欲しいものです。ものすごい言い切り方をさせていただきましたが、これが私の答えです。
再度、前提を自問自答してみてください。
- 仕事とプライベートを分ける前に、分けても支障のないように、段取りや準備、スキルの研鑚や習得に、死角はないですか?
- または、周囲が認める成果やポジションを確立できていますか?
- あるいは、主張するだけのネゴシエーションが完結していますか?
そして、プライベートを大切にしてください❗️仕事だけの人生は、仕事にとっても良くないと、私も思います…
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