マネジメントに必要な3つの「断」
マネジメントには「3断」が求められる。「3断」とは、判断・決断・断行のことだ…
- 判断
情報をもとに、あらゆる選択肢から判断する。的確な判断には、取り得るべき選択肢が洗い出されるまでの正しい情報収集が求められる。 - 決断
判断したら、やり切ると決断する。正しい判断ができても決意できない人がいる。せっかく決断する為に、正しい情報収集をし判断したのにもかかわらずだ。それは単なる臆病だ。 - 断行
決断したら、断行する。判断や決断のない行動は、迷い、立ち戻る。それは断行ではなくたんなる頑固だ…。また決断したにもかかわらず、後戻りする人がいるが、結果ではなく机上のプロセスが好きな研究者タイプに多い。
判断・決断・断行ができないマネジメントに、部下はついていかない…
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<推薦図書>
強いリーダーでもない。なりたくてなったわけでもない。それでも組織のゴールを達成するという役割を果たさなければならない。そんな不完全な僕らが使うべき道具こそ、「判断」と「決断」である。それはリーダーを混沌から救い、チームを興奮に満ちた未来に導いてくれる。ラグビー大学選手権で早稲田を二連覇に導いた著者が明かす今までになかったリーダーシップ論。
書籍名:判断と決断 ―不完全な僕らがリーダーであるために
著者名:中竹 竜二