ワークライフバランスは重要だが…
世の中の機運として、従業員満足やワークライフバランスを問う意見が多い。もちろん、これらは重要だし否定するものではない。私自身も肯定的だし大賛成だ…。だが、決してトリガーではないと思えるし、順序を間違えるべきではないとも思う…
→ お客様が喜ぶ
→ 評価をしてもらえる
→ 課題や達成感を感じる
→ 努力を重ねる
→ 売上が上がる
→ 利益が上がる
→ 会社の環境整備や評価制度に反映される(従業員満足、ワークライフバランス)
→ 従業員とその家族が幸せになる
→ 従業員はさらにがんばる
→ お客様はさらに喜ぶ
やはり、顧客がトリガーだ…。世の中の機運を逆手に、会社の環境整備や福利厚生の充実を「従業員満足」と叫ぶ従業員に辟易する…
順番が違うのだ…。環境整備はお金がかかる。そのお金はどこから出るの…⁉︎ を考えれば分かりそうなものだが…誤った従業員満足やワークライフバランス論に、ため息が出る…
もちろん、上記過程の中で、環境整備やワークライフバランスを充実させることは非常に有意義である。そうして活力ある組織や採用競争力が得られるのもわかる…。ただ、お客様に喜んでいただく…これがトリガーであることに変わりはない…
<推薦図書>
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