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新戦力が辟易し辞めていく理由とは…⁉︎

以前支援していた会社で、こんな話があった。

 

ある会社の古参従業員の話。

社長の次に数名の古参従業員が君臨している。

社長の経営ビジョンはすばらしく、感銘を受け、途中入社してくる人も少なくない。


だが、入ったそばから従業員が辞めていくのだ。辞めていく従業員が異口同音に言うのは「古参従業員」の素行に辟易してのことらしい。古参従業員の素行の具体例も聞かせて貰ったが、いやはや聞いているこちらがしんどくなるような話ばかり…。

簡単に言うと、経営の意思を自分たちの都合のいいように歪曲して好き勝手やっていると言えば分かりやすいだろうか。

 

まぁさしずめこう言うところだろう。「僕たちは社長に見込まれている。だから私たちの言うことを聞かないとダメ」的な…

口に出しては言わなかったが、私はこの会社の潜在的な問題をこう指摘したい。

 

  1. 経営者は薄々感づいているはず…
  2. 感づいていても「ガツン」と言えない何かがこの両者の関係にはある…
  3. 周囲ももちろん気づいているが、の2.があるがゆえ話に乗ることも出来ない…
  4. 結果、古参の離脱<新しい人の離脱と考えた方がリスクが小さいと考えるのだ…


果たしてそうだろうか?

大きな顧客を抱えている、あるいは専門的な仕事を抱えているからリスクがある。それは理解出来る。が、それでビジョンや先々の青写真を描けるのかというと、それは極めて怪しい。

結局辞めていく人たちは「お前らでいつまでも仲良くやってろよ」と心の中で吐き捨てていくのだろう。

 

コンサルに行くと、こういうケースに出くわしたことが数回ある。

新しい人からこういうことを言われたりするのは、決まって古参の言動がそうさせる。
経営者もその話に加担することも少なくない。

 

  • 会社を立ち上げ始めた頃の話(ほとんど苦労自慢)
  • 自分が入った頃の不自由な環境自慢(お前らのように恵まれていない自慢)
  • 過去に辞めていった人の悪口(ああ・・・あんな変なのいたよね・・・自慢)


こういう話で経営者と盛り上がってしまうことで、新戦力は辟易する。


古参従業員は言動には注意して貰いたい。

新人はそういうところを見て、ついていくかどうかを決めるのである。


実務の専門性や習熟度は二の次である。

「人となり」を見ていることを忘れてはならない。


この問題は非常に難しい。

即効性のある手立てはなく、古参従業員の変化に賭けるしかないのが本音である…


一度従業員の心が折れたら…

それはもうものすごいスピードで心も身体も離散する。

 

  1. 経営者が気づき行動すること
  2. 古参が気づき行動こと

 

どちらが早いだろうか?

いい勝負かな。1.が理想だとは思うのだが…

 

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仕事がつまらない。先が見えない。努力しても、成果をあげても、一向に報われない。やらされるのはいつまでも単純な作業だけ。「若い」というだけで権限は与えられない。成果主義なのに初任給から横並び。差がついても、数千円程度。「若いうちがむしゃらに頑張れ」って言うけど、いったい、いつまで頑張ればいいのだろうか?座っているだけの上司、年配者を食わせるために、クタクタになる若者たち。その閉塞感の正体に迫る。

 

書籍名:若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
著者名:城 繁幸