「判断」には冷静な現状把握が必要…
管理者の大事な役割の一つ、それは「判断」すること…
正しい判断は、冷静な現状把握から始まる。現状を冷静に把握していないと、横槍や言いがかりに対応できずに右往左往の挙句、判断を誤ってしまう。やりたいことは何で、いま何が起きていて、どの程度の進捗と障害が起きているのかを早急に把握するのが、管理者の役割だ。
優れた管理者の第一歩は名刺の肩書きではない。冷静な現状把握だ。
現状に対して、何らかの判断をするときに、質問をすることで、判断材料を集める。現状を質問している時点で、その管理者は自らをダメ管理者と皆に振りまいているようなものだ。判断材料を正確に集める行動を取らないと、不要な情報や横やりに惑わされ冷静さを欠く。
そして、
- 策を探し、
- 策に逃げ、
- 策に落ち、
- 策に溺れる…
そして、成果が出ない…出せない…
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書籍名:すぐれた判断は「統計データ分析」から生まれる
著者名:中西 達夫